北欧雑貨ブームとは

北欧スタイルが日本でブームとなっているのは、こうした北欧の人々の心意気が理由の1つにあるのでしょう。一般的に北欧スタイルといえば、自然素材を生かしたシンプルモダンなデザインが特徴的ですが、そこから受ける印象は、機能的な冷たさではなく、とても温かい印象です。お部屋の中に北欧雑貨や北欧製の家具を取り入れて作る北欧スタイルには、具体的にはどのような特徴があるのでしょう。

北欧雑貨を作り上げる技術力には、日常生活に必要なものを作るという「自給自足の精神」が基本にあるのです。もともと北欧の国々では、厳しい冬を室内で快適に過ごすために手工芸にいそしんだり、インテリアを工夫したりといった生活が古くから根付いていました。厳しくても美しい自然と共存しようとする知恵を学んでいる北欧の人々の考え方は、日本人が古くから大切にしてきた「物を大切にする」という心と似ていますよね。

最近ではファッションと同じように、インテリアにもこだわりを持っている人が増えていますが、中でも「北欧スタイル」は密かなブームとなっています。例えばアルネ・ヤコブセンのチェアやアルヴァ・アアルトのフラワーベースなどは、フィンランドの湖をイメージして作られたそうですよ。

北欧以外のヨーロッパの国々と北欧の工芸品とでは、根本的なものが違うということになります。これは北欧のデザイナー達が、自然界をイメージしてデザインしていることが大きく関係しています。